6月の最終日、TBSで放送される「CDTVライブ!ライブ!」が注目を集めています。
6月30日(月)の夜、18時30分から始まるこのスペシャル放送は、いつもの音楽番組とはちょっと違う空気が漂っています。
ラインナップを見た瞬間に、これはただごとじゃないと感じた方も多いのではないでしょうか。
CDTVライブ!ライブ!の出演アーティスト
6月30日放送のCDTVライブ!ライブ!には、話題性も実力も兼ね備えたアーティストたちが揃っています。
ここでは、それぞれの魅力や注目ポイントを深掘りしてご紹介します。
BTS・J-HOPEのソロ初登場に期待が高まります
今回の放送で最も話題になっているのが、BTSのJ-HOPEのソロ出演です。日本のテレビでパフォーマンスを披露するのはこれが初めてで、ファンはもちろん、音楽ファン全体が注目しているステージです。
披露する楽曲「Sweet Dreams (feat. Miguel) – Johnny GOLD Remix」は、世界中で高評価を受けており、リリース直後からチャートでも好成績を残しました。R&Bのテイストとエレクトロの融合が絶妙で、J-HOPEの多面的な音楽性が表れた1曲といえるでしょう。
テレビパフォーマンスでは、照明や演出とどのように融合するのかが見どころです。BTSとしてのダイナミックさとはまた違う、J-HOPEの内面に近い表現が見られるかもしれません。
なにわ男子が届ける、明るさ全開の夏ソング
なにわ男子は、番組内で最新曲「ギラギラサマー」をテレビ初披露します。タイトルからも伝わってくるように、元気いっぱいで夏気分を盛り上げる1曲になっています。
今回のパフォーマンスで注目したいのは、サビ部分の振り付けです。SNSで真似されやすいキャッチーな動きが入っていそうで、放送直後にTikTokやInstagramでバズる可能性もありそうです。
去年までの爽やか路線に比べ、少しポップでハジけた印象のこの新曲。どこか懐かしさもあり、昭和のサマーチューンのエッセンスを感じるという声もあります。
櫻坂46の三期生センター・的野美青の挑戦に注目です
櫻坂46は新曲「Make or Break」を披露予定です。注目すべきは、センターを務める三期生・的野美青さんの存在です。三期生の中でも圧倒的な表現力を持つといわれており、今回のセンター抜擢は大きな意味を持っています。
この楽曲自体も、グループとして新たな方向性を感じさせるような挑戦的なナンバーです。従来の櫻坂らしいクールなダンスパフォーマンスに、感情の揺らぎや個の色が重ねられていく印象を受けました。
特に間奏部分の動きや視線の運び方には、今後の櫻坂46の未来が詰まっているように感じられるかもしれません。
BE:FIRSTが「夢中」で描くドラマの余韻
BE:FIRSTは、話題のドラマ主題歌「夢中」を披露します。この曲は、エモーショナルなメロディと繊細なハーモニーが特徴的で、耳に残る余韻がとても印象的です。
パフォーマンスとして注目されるのは、静と動の緩急。振り付けが大きくないぶん、表情や身体の動きで感情を細やかに伝えてくるのがBE:FIRSTの真骨頂です。
演出次第で、この楽曲のもつ“揺らぎ”や“葛藤”がさらに色濃く映し出されるはずです。映像と音がどう融合していくのか、見届けたいポイントです。
FRUITS ZIPPERが披露する「フルーツバスケット」にSNSがざわつきそうです
FRUITS ZIPPERは、最新曲「フルーツバスケット」をテレビで初めて披露します。この楽曲は、冒頭の“呪文のようなフレーズ”がTikTokなどで注目を集めていて、思わず耳を傾けてしまう独特の中毒性があります。
ステージでは衣装や振り付けの可愛らしさも魅力になりそうで、テレビパフォーマンスをきっかけにさらにファン層を広げる予感がします。音楽的にはアイドルポップでありながら、エレクトロやK-POP要素も感じられ、若年層を中心にブームが再燃しそうです。
TWSが届ける「はじめまして」は、日本初ステージへの決意が詰まっています
SEVENTEENの弟分としても注目されている6人組ボーイズグループTWSは、日本デビュー曲「はじめまして」をテレビ初披露します。この曲は、デビュー直後から熱い支持を集めており、すでにファンダムの形成が進んでいる印象です。
日本語の発音や歌詞への馴染み具合、そしてステージ上での緊張と情熱。その“初々しさ”がリアルに伝わってくることでしょう。今後のK-POP界でのポジションにも関わる初披露という意味で、パフォーマンスには注目が集まります。
三浦大知が魅せる「Polytope」は、舞台全体がアートになります
三浦大知さんが披露する新曲「Polytope」は、約3年ぶりのシングルであり、ファンにとっても待望の1曲です。音だけで聴いても構築的で美しく、それでいてスリリングなリズム構成が印象的でした。
ただ、三浦大知さんの真骨頂は“動き”にあります。踊りと歌が完全にシンクロしたステージは、まるで短編映画のように濃密です。今回のテレビ披露では、ライティングやカメラワークとのコラボによって、さらに視覚的に美しく演出されるはずです。
RIP SLYMEの「Wacha Wacha」は、懐かしさと新しさが共存しています
8年ぶりに5人揃って活動再開を果たしたRIP SLYMEが、最新曲「Wacha Wacha」を披露します。再始動後のテレビパフォーマンスということもあり、初期ファンはもちろん、新しいリスナーにとっても新鮮な出会いとなりそうです。
この楽曲には、昔のRIP SLYMEらしい遊び心が詰まっていながらも、今の時代にフィットする音の軽やかさも感じられます。音だけでなくパフォーマンスも“楽しくて気持ちいい”という言葉がぴったり。大人も思わず笑顔になれる、そんな時間を提供してくれるはずです。
PiKiが初登場!Kawaiiカルチャーの新たな波が始まります
FRUITS ZIPPERの松本かれんさんとCUTIE STREETの桜庭遥花さんによる新ユニット「PiKi」も、番組内で注目を集めています。披露する楽曲は「Kawaii Kaiwai」。タイトルの通り、“かわいさ”を全面に押し出した世界観です。
振り付けや衣装、セットデザインに至るまで“かわいい”で統一された演出が予想され、まさに“視覚で楽しむカルチャー”という感じがします。PiKiの登場によって、ガーリーでポップな音楽の流れがまた活性化するかもしれません。
キタニタツヤが歌う「なくしもの」は、映画の余韻を音でなぞるような曲です
綾野剛さん主演の映画主題歌として書き下ろされたキタニタツヤさんの「なくしもの」は、映画の映像美と同じく、繊細で揺らぎのある音作りが魅力的な楽曲です。
テレビ初披露となる今回は、歌詞の世界観をどう表現してくるのかに注目が集まります。光と影が交差するような切なさ、そして静かな決意。その感情がキタニタツヤさんの声を通してどこまで届くのか。言葉にできない余韻を受け取れる1曲になりそうです。
CDTVライブ!ライブ!タイムテーブル
以下はあくまで筆者の予想ですが、視聴の参考になればと思います。
時間帯 | 出演予想 | コメント |
---|---|---|
18:30〜 | FRUITS ZIPPER、PiKi | フレッシュなグループで番組の幕開けを飾る |
18:50〜 | TWS、RIP SLYME | 新旧の魅力が対照的に際立つ時間帯 |
19:10〜 | キタニタツヤ、三浦大知 | 表現力に長けた実力派が深みのある空気を作る |
19:30〜 | 櫻坂46、BE:FIRST | 番組中盤の軸となるパフォーマンスが並ぶ |
19:50〜 | なにわ男子 | 爽やかで元気な楽曲で視聴者のテンションを引き上げる |
20:15〜 | J-HOPE | 番組のラストを飾るにふさわしい圧倒的な存在感 |
特に後半に向けての盛り上がり方が見どころになるでしょう。注目度の高いアーティストが後ろの時間に集中する傾向は、CDTVの過去放送でもよく見られる構成です。
CDTVライブ!ライブ!の見どころ
三浦大知さんが披露する「Polytope」は、久々の新曲ということで期待が高まります。三浦大知さんのステージは、いつも全身を使って楽曲を表現していて、ただの音楽ではなく“作品”として伝わってきます。ダンス、呼吸、目線まで含めた全体が一つの物語のように展開されるので、思わず息をのむ瞬間が何度もあります。
RIP SLYMEの「Wacha Wacha」は、復活後初の地上波ステージということで注目されている楽曲です。懐かしいと思う人も多いかもしれませんが、サウンドは現代的なアップデートも加わっていて、今のRIP SLYMEの魅力を再確認できるパフォーマンスになるでしょう。
PiKiの「Kawaii Kaiwai」は、FRUITS ZIPPERの松本かれんさんとCUTIE STREETの桜庭遥花さんによる新ユニットで、今回が初のテレビ披露となります。まだ未知数な部分が多いからこそ、新しさを感じるステージになりそうです。
TWSの「はじめまして」も、日本デビュー曲としてテレビ初登場ということで、フレッシュさと緊張感が混じり合った独特の空気を感じさせてくれるかもしれません。
まとめ
CDTVライブ!ライブ!の魅力は、ただアーティストが歌うだけではないと感じています。毎回、誰かの歌が、その人の人生に寄り添うように響いてくる。今回の6月30日放送も、きっとそんな夜になるはずです。
J-HOPEのソロステージを観たあと、「これが今年の夏のテーマソングになりそうだな」と感じる人も出てくるかもしれません。なにわ男子の「ギラギラサマー」で、海や花火を思い浮かべる人もいるでしょう。
音楽は、その時の気持ちや景色とセットで記憶に残るものです。だからこそ、この放送は“観る”だけでなく、“感じる”ことを意識して楽しんでいただけたらと思います。
テレビの前で待機するもよし、録画してあとからじっくり観るもよし。この日だけの特別なライブ体験を、ぜひ存分に味わってください。



















コメント