生前宿儺（せいぜんすくな）は、漫画『呪術廻戦』に登場する呪いの王・両面宿儺の生前の姿です。
宿儺は受肉する前、巨大で異形の姿をしており、右側の顔が歪み、四本の腕と腹に口があるという伝説の宿儺そのものの姿をしていました。
そこで今回の記事では、【呪術廻戦】生前宿儺とは？身長や能力も紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
生前宿儺とは？
宿儺の生前の姿は、非常に異様で威圧的なものでした。
顔の右側は大きく歪んでおり、四本の腕を持ち、腹部には口があるという異形の姿をしています。
身長は2メートルを超え、強大な体格を誇っていました。
この不気味な姿は、術師たちにとっても一種の脅威であり、同時に戦闘において大きな利点となります。
宿儺の体には四本の腕があり、これにより非常に柔軟な戦闘スタイルを持っていました。
例えば、領域を展開しても、残りの二本の腕を使って掌印を結びながら肉弾戦を行うことができます。
また、腹部の口を使うことで、心肺に負担をかけずに呪詞の詠唱を持続的に行うことができるため、戦闘中に呪術を継続的に使用することができました。
このような体の構造は、呪術の極みを体現していると言えるでしょう。
宿儺の肉体と能力は、呪術の究極の形を体現していました。
その強大な力と高い呪術の使いこなしにより、多くの術師から尊敬されていました。
特に鹿紫雲一は、その宿儺の姿に感銘を受け、美しさすら感じていたと言われています。
生前の宿儺は、その力強さと呪術の使い方において、当時の術師たちにとって非常に印象的な存在だったのです。
この姿は、渋谷事変編のセンターカラーで初めて公開され、その後も死滅回游編の仙台結界戦の後に烏鷺亨子の回想で再登場しました。
さらに、人外魔境新宿決戦編でついにその姿を現すこととなりました。
完全体の宿儺
宿儺の完全体、すなわち完全に受肉した状態は、さらに強力で威圧的です。
宿儺の完全体は、虎杖悠仁と同じ容姿を持つことが多いですが、生前の姿とは異なり、受肉後の宿儺は人間の姿を取り入れています。
ただし、その中には生前の異形の特徴が色濃く残っています。
完全体の宿儺は、生前の強大な呪力と呪術の能力を引き継いでおり、その力は格段に増しています。
彼の呪術は非常に強力で、戦闘能力も高いため、呪術界でも恐れられる存在です。
宿儺の生前の姿と完全体の状態は、彼の強力さとその呪術の極みを示すものであり、物語の中でも重要な役割を果たしています。
その異形の姿と強大な力は、呪術廻戦のストーリーにおいて、宿儺の存在感を際立たせています。
生前宿儺の活躍
渋谷事変では五条悟との壮絶な戦闘が描かれましたが、宿儺は大きなダメージを受け、領域展開を使用できない状態となりました。
反転術式の出力も低下し、修復作業が困難になりましたが、これが虎杖たちにとっては好機でした。
鹿紫雲一との戦闘では、宿儺は雷の呪具「神武解」を受け取るものの、呪具の効果は鹿紫雲には通じず、さらに超人的な力を持つ鹿紫雲の攻撃を受けました。
しかし、宿儺は反転術式を使用せずに、受肉による変身を再開して真の姿を顕現しました。
その後、虎杖と日車との激闘が繰り広げられ、宿儺は強力な攻撃で彼らを圧倒しました。
特に「伏魔御廚子」という領域展開は強力で、一時は術師たちを苦しめましたが、最終的には虎杖たちの連携や「黒閃」によって次第に劣勢に立たされました。
宿儺の強大な力と反転術式を駆使した戦闘は、読者に深い印象を残しました。
生前宿儺の能力
宿儺の能力は非常に多彩です。生前の彼は以下のような能力を持っていました：
呪具「神武解」
宿儺が生前所持していた呪具で、雷の力を持つものでしたが、鹿紫雲にはあまり効果がありませんでした。
術式「御廚子（みくりこ）」
この術式にはいくつかの要素があります。
- 「解（カイ）」: 宿儺が使用する強力な攻撃技。
- 「捌（ハチ）」: 主に斬撃に関連する技。
- 「竈（カミノ）」: 領域内の物質を爆薬化し、圧倒的な劫火で焼き尽くす技。
反転術式
宿儺が持つ修復能力ですが、五条との戦闘で大きなダメージを受けてからは、出力が低下していました。
反転術式は、通常の呪力の使い方を逆転させる技術です。
呪力を操作する際、一般的には「呪力を放つ」「呪力を集中させる」といった方法が取られますが、反転術式はその逆の働きをするものです。
具体的には、呪力を物質に対して反対の作用を及ぼすことで、特殊な効果を生み出します。
結界術
結界術（けっかいじゅつ）は、「呪術廻戦」に登場する呪術の一つで、物理的または精神的な領域を封じ込めたり保護したりするための技術です。
結界術は、呪術師たちが特定の領域を管理し、呪霊や他の術師との戦闘で優位に立つために使用します。
宿儺の領域展開「伏魔御廚子」は、圧倒的な力を持ち、周囲の全てを斬り刻む能力があります。
ただし、疲労が溜まると99秒しか持たない制約があります。
まとめ
宿儺の生前の姿は、その威厳と恐怖を象徴するものであり、
持つ力は呪術師たちにとって非常に脅威でした。
四本の腕や腹の口という異形の特徴は、戦闘と呪術の両方において宿儺が如何に強力な存在であったかを物語っています。
その能力の高さと独特の姿は、宿儺がどれほど強大な呪霊であったかを示す重要な要素となっています。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました＾＾
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