漫画『キングダム』に登場する「山の民」は、秦の西に広がる深い山々に住む民族の総称です。
彼らは独自の文化と高い技術力を持ち、物語の中で重要な役割を果たしています。
この記事では、山の民の概要とその軍としての実力、さらに関係する部族について詳しく解説します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
「山の民」概要
山の民は、秦よりさらに西の険しい山々に住んでいる民族で、それぞれの部族が独自の面を被り、簡易的な衣装を着用しています。
しかし、彼らの技術力は非常に高く、断崖絶壁を利用した城を築くなどの建築技術や戦術に長けています。
山の民は、かつて秦王・穆公と盟を結んでいましたが、穆公の死後、一方的な盟の断絶を受けて秦国に深い恨みを抱いています。
現在でも穆公には敬意を払っている一方で、秦国に対する根強い感情を持っています。
軍としての山の民
山の民の軍勢は、彼らの複雑な社会構造と戦闘スタイルを反映しています。
主要な軍勢は、山の王・楊端和の指揮の下で編成されています。
楊端和は、山の民の戦力を最大限に活用し、数々の戦闘でその実力を証明しています。
楊端和軍
楊端和は山の民の王であり、彼の指揮する軍は非常に強力です。
軍は多様な部族から成り、楊端和自身が大将軍として秦国にもその実力を認められています。
楊端和の指揮の下、山の民は数々の戦闘で圧倒的な強さを発揮してきました。
楊端和は、蕞の戦いでの功績により秦国で大上造(大将軍)の爵位を授与され、鄴攻略では六大将軍の第四将に任命されました。
主な部族と戦闘能力
山の民は、さまざまな部族から構成されており、それぞれが特有の戦闘スタイルと能力を持っています。
鳥牙族
鳥牙族は、山の民の中でも特に強力な戦闘部族として知られています。
族長であるシュンメンは、戦術に長けた指導者であり、山の民の軍勢において重要な役割を果たしています。
鳥牙族は、敏捷性と精密な弓術で知られており、遠距離からの攻撃が得意です。
鳥牙族は、王都奪還編ではランカイの教育係を務めました。
彼らは、戦闘力だけでなく、教育や指導力にも秀でています。
フィゴ族(鄴攻略より加入)
フィゴ族は、「フィゴ王」と呼ばれるダントが族長を務め、強力な猛将です。
ダントは「フィゴ王」と呼ばれ、戦場での強力な戦闘能力を持つことで知られています。
フィゴ族は、その圧倒的な攻撃力で敵を瞬殺することで、戦闘の局面を一変させることができます。
彼は楊端和に惚れ込み、鄴攻略に参加しました。
フィゴ族は、犬戎族の将軍トアクを瞬殺するなどの実力を持ち、壁と共に犬戎族の王ロゾを討伐しました。
メラ族(鄴攻略より加入)
メラ族は、カタリとキタリ兄妹が指導する部族です。
カタリは冷静で礼儀正しい性格の族長であり、キタリは血気盛んで毒舌な戦士です。
カタリが族長を務めていましたが、鄴攻略で戦死し、妹のキタリが族長となりました。
メラ族はその高い戦闘能力と巧みな戦術で知られており、鄴攻略戦ではその実力を証明しました。
猿手族(鄴攻略より加入)
猿手族の族長はエンポで、小柄な老人ながら優れた壁登りの技術を持っています。
城を一夜で陥落させるなどの戦術で知られています。
猿手族はその卓越した機動力を活かし、高い位置からの奇襲や迅速な攻撃が得意です。
その他の部族
山の民には他にも多くの部族が存在し、それぞれが独自の特性を持っています。
梟鳴族
梟鳴族は、山の民と激戦を繰り広げた部族で、ほぼ全滅しました。
河了貂はこの部族の出身です。
三つ目族
三つ目族は楊端和たちと戦った部族で、タジフの隊を壊滅させたものの、最終的には楊端和に突撃され半殺しにされました。
強力な戦闘力を持ち、戦場での経験が豊富です。
バジ族
バジ族は戦争に巻き込まれて滅亡しました。
バジオウはその生き残りです。
バンコ族
バンコ族は、蕞に救援に駆けつける直前まで楊端和たちと戦っていましたが、再戦後の勝敗は不明です。
青石族
青石族は、飛信隊に所属する部族で、感知能力に優れています。
石を族長とする部族です。
まとめ
山の民は、その特異な文化と高い技術力、そして強力な戦闘能力によって、物語の中で非常に重要な役割を果たしています。
彼らの部族ごとの特徴や戦闘能力は、戦国時代の戦局に大きな影響を与えています。
『キングダム』の物語をより深く理解するためには、山の民の詳細な知識が欠かせません。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^
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