大阪・関西万博は爆死するリスク？辛坊治郎氏の投稿から考える「安全性」と「報道のあり方」

2025年に開幕した大阪・関西万博。注目のイベントである一方、SNSやニュースで話題となっているのが「安全性」の問題です。特に、読売テレビの元アナウンサー・辛坊治郎氏の投稿が波紋を呼び、一般の人々の間でも「本当に行って大丈夫なの？」という声が広がっています。

今回は辛坊氏の投稿内容を振り返りながら、実際の万博の安全性、そして報道のあり方について考えてみたいと思います。

話題の投稿：辛坊治郎氏が万博に放った“問題提起”

2025年4月21日、辛坊治郎氏はX（旧Twitter）にて、大阪・関西万博についてこんな投稿をしました。

「私はこの万博、メタンガスで爆死するリスクを犯しても行くべきだと思う」

このインパクトの強い一文に、多くの人が反応しました。辛坊氏が言及した「メタンガスのリスク」とは、会場である夢洲がゴミの埋立地であり、場所によってはメタンガスが発生しているという背景に基づいたものです。

ただし、辛坊氏自身は「大量に検知されてるのは、大屋根リングの内側からはかなり離れている場所」とも補足。つまり、危険がゼロではないものの、現実的には問題のない範囲であると考えている様子です。

さらに「こんな重要な事実をわざと伝えないメディアって終わってるよねー」と、報道姿勢に対しても疑問を投げかけていました。

SNSで拡散された「万博で爆発があった」という情報。これについて調べてみると、開幕前に一度、小規模な爆発事故が発生したことは事実です。しかし、この事故では負傷者はゼロ。しかもそれ以降、大きなトラブルは報告されていません。

作業員が何年も前から現場に出入りしていることを考えると、メタンガスのリスクは一定の管理のもとで想定内とされているようです。

実際に万博を訪れた人々からは、こんな声があがっています。

つまり、現地の体験から「危険だった」という報告はほとんど見られません。むしろ、圧倒的なスケールと先端技術に感動したという声が目立っています。

報道では「2億円のトイレ」や「350億円の日除け」など、金額のインパクトが先行しがちです。しかし、施設の規模や設置目的、周辺インフラとの関係を考慮すると、単純な比較はナンセンス。

辛坊氏も「この建築物、350億円は安い！と本気で思う」と投稿しており、入場者の満足度を含めた“体験価値”を重視しています。

ネット上には玉石混交の情報があふれており、「悪目立ちする話題」がバズりやすい傾向があります。そんな中、実際に訪れた人の声や、一次情報に耳を傾けることがより重要になってきています。

「金払ってない奴ほど悪口を言うのだ」という辛坊氏の皮肉にも、情報の受け取り方を考えさせられます。

辛坊氏が「この大屋根リングに登るだけで、入場料の元は取れる」と語るほど、万博のシンボル「大屋根リング」は一見の価値あり。

360度の絶景、最先端のデザイン、そして環境配慮型の建築技術など、体験を通じて「未来」が詰まった空間を体感できます。これだけでも訪れる価値があると感じる来場者は少なくありません。

大阪・関西万博については、様々な意見があります。「危ない」「無駄遣い」といったネガティブな印象を持つ方もいるでしょう。

しかし、実際に足を運んだ人たちの声には「圧巻だった」「未来を感じた」「噂と全然違った」といったポジティブな感想が溢れています。

情報は受け取り方次第。ネガティブな報道だけで判断せず、自分自身の目で見て、体感してから判断する。そんな姿勢が、これからの情報社会においてますます重要になってくるのではないでしょうか。

あなたもぜひ、自分の目で“未来”を見に行ってみてください。