韓との戦いが一段落した今、物語の次なる焦点は戦後処理に向かいそうです。
その中でも自分が特に注目しているのが、騰と寧姫の関係性の行方。
もしかすると、2人は今後結婚する可能性もあるのでは?と真剣に考えています。
今回はキングダム843話までの流れをふまえて、騰と寧姫が本当に夫婦になる未来があるのかを考察してみます。
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騰と寧姫の関係は進展しているのか
韓王都・新鄭での戦いのあと、明らかに描かれ方が変わってきたのが騰と寧姫のやり取りです。
842話では、絶体絶命の状況で寧姫が城壁から飛び降り、それを騰が驚異的な跳躍力で救い出すという、まるでラブロマンスのような展開がありました。
最初に「これはもしかして」と感じたのは、戦場で騰が寧姫を連れ出し、馬で風を切って走るシーン。
あの時点では「ドラマチックな演出だな」と思っていたのですが、今回の展開を経て、これは伏線だったのでは?と感じ始めています。
自分としては当初、結婚する可能性は20%くらいだろうと軽く考えていましたが、今は50%くらいはあるのではと本気で思い始めました。
これだけ物語の中で2人の関係が丁寧に描かれている以上、今後の展開に大きな意味を持ってくるような気がしてなりません。
騰と寧姫の結婚は物語的に必要か
そもそも、物語として騰と寧姫の結婚が必要なのか?と考えた時、これはかなり「アリ」だと感じます。
なぜかというと、韓という国が滅んだあと、民の心をどうやって繋ぎとめていくのかというのが、今後の統治の課題になるからです。
韓の公主である寧姫は、民にとってシンボルのような存在。その寧姫が、秦の将軍である騰と手を取り合い、新たな体制の中で韓の民を支えていくというのは、物語の中でも非常に美しく、納得感のある展開です。
実際、寧姫の命は騰によって救われました。しかも一度だけではなく、戦の最中に何度も助けられています。
単なる恩義以上のものを感じ始めてもおかしくありませんし、すでに感情の機微が描かれているのは明らかです。
そして騰というキャラクターは、決して力でねじ伏せるタイプではありません。
だからこそ、もし寧姫が騰との未来を望むのであれば、それは強制ではなく自然な流れとして受け入れられるでしょう。
史実における騰の結婚事情と考察
では、史実の視点から見た時に、騰と寧姫の結婚はあり得るのか?という点も気になりますよね。
実は騰の史実的記録というのはそこまで多く残っていません。
名前が登場する場面も限定的で、詳細な私生活までは描かれていないのです。
つまり、逆に言えばフィクションとしての自由度が高いとも言えます。
寧姫に関しては完全にオリジナルキャラクターなので、史実との整合性をそこまで気にする必要がないという点もポイントです。
また、史実においても滅亡した国の王族と勝者側の人物が婚姻関係を結ぶというケースは存在しています。
敵対関係だったはずの両国が、血縁によって融合し、平和な統治に繋げるというのは古代中国でも実際にあったことです。
この流れをなぞるのであれば、寧姫と騰の結婚は物語上も史実上もそこまで不自然ではなく、むしろ王道と言えるパターンかもしれません。
寧姫が結婚を望んだ場合のハードル
一方で、寧姫が結婚を望んだとしても、すぐに実現するかというと、それは簡単な話ではないと思います。
というのも、韓の元王族や文官たち、いわゆる“老人たち”が大きな壁になりそうだからです。
騰の人柄を考えれば、寧姫の気持ちを無視して強引に進めるようなことはしないでしょう。
むしろ、寧姫自身の意志が明確でない限り、騰の方から動くことはないと思います。
また、仮に寧姫が騰との結婚を望んだとしても、それを聞いた元王族の一部からは「裏切り者」として見られる可能性もあるのではないかと危惧しています。
特に旧体制に固執する者からすれば、敵国の将軍との婚姻は屈辱とも受け取られかねません。
しかし今やその“老人たち”に権限も影響力もないのが現実。
最終的には寧姫が自らの意志で決断するならば、騰との結婚は成立するはずです。
その時は、寧姫自身が皆の前で「自分の望みである」と明言する場面が描かれるかもしれませんね。
韓の民にとっての安心材料になるか
そして何より大きいのは、騰と寧姫の結婚が、韓の民にとっての「安心」に繋がるという点です。
戦争によって国を失い、不安の中にある民にとって、寧姫が引き続き存在感を持ち続けてくれることは希望になると思います。
それが騰と一緒になることで政治的にも安定し、秦側にとっても「滅ぼされた国でも未来がある」という前例を示すことができるので、非常に意味のある展開になります。
今後、中華統一を目指して進んでいく秦が、他の国々にも「秦の統治は残酷なものではない」というメッセージを伝える必要が出てくる中で、元韓の民が幸せに暮らしているという構図は極めて重要です。
だからこそ、騰と寧姫の結婚は、単なる恋愛の枠を超えた「国家戦略」としても描かれていく可能性が高いと感じます。
まとめ
ここまでの内容をまとめると、騰と寧姫が結婚する可能性は決して低くないと思います。
むしろ今後のキングダムの展開を考えると、かなりリアルなラインで描かれる可能性もあります。
もちろん、寧姫自身の意志が最優先であることは間違いありませんが、騰の人柄、民意、そして政治的意義までを含めて考えると、2人が夫婦となる展開はあまりに自然です。
個人的には、ぜひともこのまま物語が進み、寧姫と騰が韓の民のために手を取り合っていく未来を見てみたいと思っています。
今回の843話は、そんな未来への布石だったのかもしれませんね。
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