2月5日、吉本興業は 「所属タレントのコンプライアンス違反の疑いが判明したため、現在外部弁護士を交えて調査中」 とし、 一部タレントの活動自粛を発表 しました。
しかし、その タレントの実名は公表されず、この対応に対してネットでは 「誰のことかわからない発表に意味があるのか?」 「関係ない芸人にまで疑惑が広がるのでは?」といった批判の声が上がっています。
一方で、 すでにテレビ番組の出演が見合わせとなっている芸人 がおり、その中でも 『9番街レトロ』のなかむら★しゅん(本名:中村瞬)、 『ダイタク』の兄・吉本大 の2名が活動自粛の対象ではないかと推測されています。
では、この2人に関する コンプライアンス違反の疑惑 とは一体何なのか? ネットで取り沙汰されている 「オンラインカジノ疑惑」 を含め、深掘りしていきます。
活動自粛の対象は「9番街レトロ・なかむら★しゅん」と「ダイタク・吉本大」か?
今回、吉本興業の発表には 「実名」が一切明記されていない ものの、すでに テレビ出演が見合わせとなっている芸人 の存在から、 2人の名前が浮上 しています。
① 9番街レトロ・なかむら★しゅん(本名:中村瞬 / 31歳)
2018年結成の漫才コンビ『9番街レトロ』のツッコミ担当で、 フジテレビ系『ハチミツ!!』やテレビ朝日系『ナイチン街レトロ』 に出演していました。
しかし、1月末頃から 突然テレビ番組の出演を見合わせ、特に 『ビッグオセロ』(フジテレビ系)では、彼の顔だけがモザイク処理 されるという異常事態が発生しました。
② ダイタク・吉本大(40歳)
双子漫才コンビ『ダイタク』の兄。昨年 『M-1グランプリ2023』 の準決勝にも進出し、実力派コンビとして知られています。
彼も 『THE SECOND~漫才トーナメント~』(フジテレビ系)への出場辞退 や、 『千鳥の相席食堂』の出演キャンセル、さらには 予定されていた単独ライブの中止 など、次々と活動が制限されていきました。
これらの状況から、 「吉本興業が発表した活動自粛のタレントは、この2人なのではないか?」 という見方が強まっています。
違法オンラインカジノ疑惑とは?
では、 なぜこの2人の活動が急遽制限されたのか? その理由として、 「違法オンラインカジノでの賭博疑惑」 が取り沙汰されています。
日本国内では 「オンラインカジノ」は違法 とされており、過去には 元プロ野球選手の清原和博氏 や EXITの兼近大樹さん など、著名人が関与したことで話題になったこともあります。
現在ネット上では、 なかむら★しゅんさんと吉本大さんがオンラインカジノに関与していたのではないか? という噂が拡散されており、それが理由で 吉本興業側が活動自粛を決定したのでは という見方が強まっています。
実際、 違法賭博行為が事実であれば刑事罰の対象になる可能性 もあり、吉本興業としても 事実関係が明らかになるまで慎重に対応せざるを得ない状況 といえるでしょう。
なぜ吉本興業は「実名公表」を避けたのか?
今回の吉本興業の対応には 大きな疑問 が残ります。
通常、芸能人がコンプライアンス違反で処分を受ける場合、 何らかの形で実名が公表されることがほとんど です。例えば、過去には 闇営業問題での謹慎処分(宮迫博之さんやロンブー亮さん)や、 反社会勢力との関与が発覚したタレントの契約解除 などのケースがありました。
しかし今回は、 「実名なし」での発表 だったため、かえって 「誰なのか?」という憶測が広がり、関係のない芸人にまで疑惑が飛び火する事態 となっています。
考えられる理由
- 事実関係がまだ完全に確定していないため、公表を控えている
- 過去のオンラインカジノ問題を踏まえ、世間の反応を慎重に見極めている
- 法的リスクがあるため、弁護士と協議した上で公表のタイミングを検討している
- スポンサーやテレビ局との関係を考慮し、ダメージコントロールを図っている
とはいえ、 「コンプライアンス違反の疑いがある」という発表だけを行い、実名を伏せるのは非常に中途半端 な対応と言わざるを得ません。
今後の展開は? 吉本興業の対応に注目
今回の発表により、 吉本興業の「危機管理体制」や「透明性」にも疑問の声 が上がっています。
今後、
- 事実関係の調査が進み、正式な発表が行われるのか?
- オンラインカジノ疑惑が事実だった場合、どのような処分が下されるのか?
- 吉本興業が今後、コンプライアンス強化にどのように取り組むのか?
などが大きなポイントとなるでしょう。
ネットではすでに 「名前を伏せた発表は逆効果」 という批判も多く、今後吉本興業がどのような対応を取るのかが注目されています。
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