ワンピース1146話を読み終えて、まず頭に浮かんだのは「あれ、これもう能力バトルの次元超えてない?」という素朴な疑問でした。
軍子という新キャラ、そしてその不思議な力「アロアロ」。
何気ないシーンのはずなのに、ひとつひとつの動きがやけに不気味で、なんとも言えない緊張感が張り詰めていたように思います。
【ワンピース】1146話考察!軍子のアロアロの能力
最初にアロアロの力を目にした時、思わず「えっ?」と声が漏れました。
ジンベエが放った一撃が、空間そのものに拒絶されたかのように逸れていったあの瞬間です。
あの描写、まるで透明な水の中でパンチを打っているような印象を受けました。
狙いが外れたというより、どこか異次元に吸い込まれたかのような軌道。
違和感というより、もはやホラーに近い空気感すらありました。
攻撃が反転する脅威と、巻き添えの危険性
さらに厄介だったのが、ジンベエの攻撃が意図せずナミの方へ向かってしまったシーン。
これは一瞬ヒヤッとしました。
味方同士の距離感や動線が、逆に仇になってしまう構造って、戦闘としては相当やりづらいですよね。
誰かが力を込めて攻撃すればするほど、仲間の身が危険にさらされる。
これはもう、戦術そのものを根本から見直さなければならないタイプの敵かもしれません。
普通の力押しでは突破できない壁がそこにある気がしました。
空間を操るような能力?それとも意識をずらす?
アロアロの能力が何を根拠にして発動しているのか、それがまだ見えてこないのがもどかしいところです。
空間が歪んでいるようにも見えるし、相手の意識を操作して錯覚させているようにも見える。
もしこれが幻覚や心理操作に近いものだとすれば、今後の展開はさらにややこしくなりそうです。
物理攻撃が効かないだけじゃなく、認識すらずらされるとなると、戦闘のルールが根本から崩壊する可能性があります。
【ワンピース】1146話考察!軍子のアロアロの能力にジンベエの無力感
今回の戦闘で特に印象に残ったのが、ジンベエの力が封じられてしまったところでした。
あの渾身の一撃が何の意味も持たないという現実は、かなり衝撃的でした。
正直、ジンベエって絶対的な安心感の象徴みたいな存在だったんです。
どんな敵が出てきても、まずはジンベエが壁になってくれる。
その安心感が根底から崩れたような気がして、思わずページを戻して何度も見返しました。
それでも希望はあると信じたい
一方で、希望がまったくないわけじゃないと思います。
ジンベエは武装色の覇気をかなりのレベルで使えるはずですし、それが突破口になる可能性はあるかもしれません。
もしかしたら、アロアロの力が物理の外側にあるものであっても、覇気のような意志の力がそれを上回る鍵になる展開が来るかもしれません。
これまでも、ルフィたちは常識外れの方法で困難を乗り越えてきましたし。
ナミとウソップに託される役割
ジンベエが攻撃で前に出られないとなると、次に求められるのはサポート側の知恵です。
特にナミは、気象を利用する頭脳派の戦いが得意ですし、ウソップも見聞色の覇気の片鱗を持っています。
過去にウソップが狙撃の精度を極めて敵を一網打尽にしたような展開を覚えている人もいるかもしれません。
あのときのひらめきや、限界を突破する瞬間がまた見られるとしたら、それだけで胸が熱くなります。
ナミがその知識を活かして、気圧や風の流れを使って攻撃の軌道を読み解く可能性も捨てきれません。
もしかしたら、アロアロの能力にも「自然の法則」的な弱点があるのではと、個人的には期待しています。
【ワンピース】1146話考察!コロンと神の騎士団
また、今回のエピソードで気になったのが、コロンが軍子によって連れ去られるかもしれないという展開です。
これが単なる一時的な敗北なのか、それとも新しい事件の始まりなのか。
一度の敗北が物語に深みを加えるという点では、まさにワンピースらしい要素だと思っています。
敗北の中に芽生える希望、それが次の旅の指針になる。そんな展開、過去にもありましたよね。
アーロン編での涙、エニエス・ロビーでの別れ、マリンフォードでの喪失…。
それらがあったからこそ、今の一味の絆があります。
今回のコロンの件も、そうした物語の分岐点になっていく気がしてなりません。
神の騎士団という存在の異質さ
軍子をはじめとした神の騎士団の存在感が、じわじわと増してきているように感じます。
今までの敵とはまるで違う、宗教的な圧迫感というか…理念で動いている怖さがにじみ出ています。
これまでの海軍や四皇は、ある種の「人間臭さ」がありましたが、神の騎士団は何かが違う。
自分の命すら道具のように捨てる覚悟を持っているように見えて、その不気味さが際立っています。
彼らがこれから本格的に動き出したとき、世界の秩序そのものが根底から揺さぶられる気がしてなりません。
まとめ
今回の1146話、ただの戦闘回というより、物語のフェーズが一段階進んだことを実感させられる回だったと感じています。
新しい敵、新しい能力、そして仲間たちの新たな試練。
少年漫画にありがちな展開と思いきや、ワンピースの場合はその先に「思想」や「因縁」、「選択」が潜んでいるのが面白いところ。
軍子との戦いが、単なる一戦で終わるとは到底思えません。
この先、またどんな伏線が張られ、どんな涙が流れるのか。
怖さと同時に、楽しみで仕方がありません。
ページをめくるたびにワクワクするこの感じ、何年経っても変わらないですね。
次回もまた、思わぬ展開に驚かされるかもしれません。
でも、それも含めてワンピースの醍醐味。引き続き、じっくりと楽しんでいきたいと思います。
漫画rawの代わりにキングダムを無料で読めるサイトを探している方へ
【ワンピース】無料で読める海賊版サイトでこんな間違いしていませんか?
漫画rawの代わりに無料で漫画を安全に楽しめる後継サイト7選







コメント