「HUNTER×HUNTER」最新話第401話では、再びクラピカが物語の中心に戻り、王位継承戦が新たな局面を迎えました。
クラピカは第5王子ツベッパの私兵ロンギと対峙し、隠された念能力者であることが明かされる中、さらなる衝撃的な事実が浮かび上がります。
なんとロンギは、ネテロの息子ビヨンド=ネテロの娘であり、存在がカキンの王位継承戦に深く関わっていることが明らかになります。
今回は第400話の内容と、第401話のネタバレを紹介していきます。
「HUNTER×HUNTER」第400話の内容
ダンボールの街への移行
第400話では、物語が新たな舞台である「ダンボールの街」に移行します。
この街は迷路のような構造を持ち、異常なエネルギーで満ちています。
住人たちはこのエネルギーによって特異な生活を送り、街の環境や人々の行動が変わっています。
ゴンとキルアの再登場と成長
ゴンが約1年9カ月ぶりに再登場し、その姿は大きく変わっています。
長期間の修行を経て、ゴンの「念能力」は自己強化型から複合型に進化し、戦闘力が向上しています。
キルアも成長しており、「雷撃」を操る能力が強化されています。二人の能力の進化は、今後の戦闘で重要な役割を果たします。
シノの登場と能力
ダンボールの街の支配者「シノ」が初めて登場します。
シノは空間操作型の念能力を持ち、「空間を歪める」ことができる能力が特徴です。
シノは非常に強力な敵で、ゴンとキルアにとって大きな脅威となります。
「HUNTER×HUNTER」第401話ネタバレ
最新話の401話では、再びクラピカのエピソードに焦点が当てられ、物語はカキン王国の継承戦がますます複雑になっていく展開です。今回はクラピカが、第5王子ツベッパの私設兵であるロンギと対峙するシーンから始まります。
クラピカとロンギの対話
ロンギはクラピカに対して自らが念能力者であることを明かし、その能力を説明します。彼の能力は操作系で、「透明言葉(ゲッコウジョウレイ)」という、言葉を通じて他者の行動を制限する力です。ロンギはこの能力を使って、クラピカに協力を求めますが、その背後にはさらに大きな目的が隠されていました。
ロンギは自身がただの私兵ではなく、実はネテロの息子であるビヨンド=ネテロの娘であることを明かし、クラピカを驚かせます。彼女はカキン王子たちの中に、ビヨンドの子供が潜んでいる可能性があることを示唆します。
呪殺の計画と復讐
さらに、ロンギは自らの目的が「ビヨンドの子供である王子を呪殺すること」であると語り始めます。彼女の口内には、目のような印が刻まれており、これは王子たちを呪殺するためのものです。ロンギは、自身と同じ境遇の者が10人以上存在し、王子たちの中にビヨンドの子供がいる可能性が高いと推測します。
ロンギの最終的な目的は、ビヨンドの遠大な計画に利用された自分自身の人生への復讐であり、彼女はそのために第5王子ツベッパと「パートナー契約」を結ぶことをクラピカに提案します。
継承戦の新たなルールとビヨンドの計画
また、継承戦に参加する王子の条件として「正室の子供であること」が強調されており、父親が誰であるかは問題ではないことが明かされます。つまり、ナスビ=ホイコーロが言っていたように、カキン王国の存続が最優先であり、血筋よりも王となる人物の実力が重視されるのです。
この新たな事実により、ビヨンドがカキン王国に潜入させた子供たちを使って新たな王を誕生させるという遠大な計画が浮かび上がります。ビヨンドは、自らの血を引く王子をカキン王国の新たな王に据えるため、綿密な準備をしていたことが明らかになります。
最後の展開
ロンギがクラピカに協力を求めた後、部屋を去るシーンでは第1王子の兵士たちがその様子を不審に感じながらも動かず、静観しています。一方で、ビヨンド自身も「話したい奴がいる」と語り、物語はさらに次の展開へと続いていきます。
現在、物語は継承戦10日目の午後2時に差し掛かり、緊張感が高まっています。クラピカ、ロンギ、ビヨンド、そして王子たちの思惑が交錯し、今後の展開に目が離せない状況です。
「HUNTER×HUNTER」第402話展開予想
「HUNTER×HUNTER」第402話の展開予想として、継承戦とクラピカ、ビヨンドの計画がさらに絡み合い、緊張感が一層高まることが予想されます。以下のポイントを軸に次回の展開が進むのではないでしょうか。
クラピカとロンギの協力関係
前話でロンギがクラピカに協力を求めましたが、第402話ではクラピカがその提案をどう受け止めるかが大きな焦点となります。クラピカは慎重な性格ゆえに、即座にロンギの申し出を受け入れることはないかもしれません。しかし、ロンギがビヨンド=ネテロの娘であり、彼女の背景や目的を理解することで、クラピカが一時的に協力を決断する展開も考えられます。
また、ロンギが語った「ビヨンドの子供が王子の中にいる」という情報は、クラピカにとって非常に重要です。クラピカはこの情報を基に、王子たちの継承戦に新たなアプローチを取る可能性があります。
ビヨンドの動向
前話でビヨンドは「話したい奴がいる」と言っていましたが、第402話ではその相手が明かされる展開が予想されます。ビヨンドが直接クラピカや他の王子に接触する可能性もありますし、彼がこのタイミングで継承戦にどう影響を与えるのかが鍵となるでしょう。
ビヨンドは長年にわたって暗黒大陸の遠征のために計画を練ってきましたが、その計画がいよいよ継承戦に絡んでくることで、継承戦のルールや流れが一変するかもしれません。
王子たちの継承戦の進展
継承戦の主役となる王子たちの動きにも注目です。ビヨンドの子供が王子たちの中にいるというロンギの発言が本当であれば、誰がビヨンドの子供なのかが次回以降の焦点となります。王子たちの間でさらに暗躍や対立が激化し、誰が次の標的になるかが注目されます。
特に第1王子ベンジャミンや、第5王子ツベッパの動きは重要です。ツベッパは第5王子でありながら、裏でビヨンドの計画に巻き込まれている可能性が高く、その選択が物語に大きな影響を与えることになるでしょう。
クラピカの新たな念能力の発動?
クラピカはこれまでの戦いで自身の念能力を駆使してきましたが、第402話では新たな能力の発動があるかもしれません。ロンギの提案を受けたクラピカが、念能力を使って王子たちの動きをより効率的に監視・操作する展開が考えられます。
ツェリードニヒの覚醒
一方で、注目すべきはツェリードニヒ=ホイコーロの動きです。彼は念能力に関する高度な素質を持っており、前話までにその力を徐々に覚醒させていました。第402話では、ツェリードニヒが完全に覚醒し、継承戦の中で脅威として台頭する展開が期待されます。
彼の念能力がどのように発展し、クラピカや他の王子たちに対してどのような影響を与えるかが、継承戦の行方を左右する大きな要素となるでしょう。
継承戦に新たなルールの追加?
ビヨンドの計画や王子たちの秘密が次々と明かされる中、継承戦そのものに新たなルールや仕掛けが追加される可能性も考えられます。ナスビ=ホイコーロがどのように継承戦を操作しようとするのか、あるいは王子たち自身が新たな戦略を立てるのかが見どころです。
まとめ
第401話では、クラピカとロンギの対話が物語の大きな焦点となり、ビヨンド=ネテロの子供たちが王子の中にいる可能性が示唆され、継承戦の複雑さが一層深まります。
クラピカはロンギの協力提案にどう対応するのか、またビヨンドの計画が今後どのように展開するのかが次の注目点です。
さらに、ツェリードニヒをはじめとする王子たちの動きも目が離せないものとなり、緊張感が高まる展開が予想されます。
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