洛亜完の「離反」という思いがけない展開で終わったキングダム839話。
無血開城に納得できない兵たちを引き連れ、あえて“反乱軍”の道を選んだ洛亜完。
その真意は仲間のためか、それとも国の未来のためなのか…。
一方、新鄭では寧姫が秦との交渉に動き出す可能性も。
840話では、それぞれの「覚悟」がどんな結果を生むのかが注目されます。
今後の展開を予想しながら、見えてきた伏線やキーパーソンの動きを整理していきましょう。
戦いを止めようとする彼女の前で、驚きの展開が――。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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キングダム最新839話考察
今回の839話では、戦が終わったはずの韓国内に、静かに、でも確実に広がっていく“感情の揺れ”が丁寧に描かれていました。降伏が伝えられても、誰もがそれを素直に受け入れられるわけではない。むしろ、英呈平原や東砂平原で命を落とした人々のことを思えば、「なぜ戦ったのか」「なぜ死ななければならなかったのか」といった想いが生まれるのは当然のことです。
戦の勝敗は終わっても、感情の決着はまだついていない――。このあたり、『キングダム』が描く戦後のリアリズムが際立っていて、読みながら思わず唸りました。
キングダム839話考察｜寧姫という“希望”の存在
そして、今回最も胸を打たれたのが、寧姫の登場シーン。たった一人で両軍の間に立ち、兵士たちに降伏を受け入れるよう語りかける姿は、まさに命を懸けた行動そのもの。まだ若干25歳の女性が、剣も持たず馬に乗り、敵味方問わず怒りの矛先を浴びながら、それでも退かない。その胆力、覚悟には、もはや尊敬しかありません。
寧姫は、韓の王族の中でも初めて「民と兵の感情に寄り添おう」としている存在なんじゃないかと感じました。王家が下した“降伏”という政治判断と、民や兵の“怒り”や“悲しみ”のあいだに立ち、命を張って橋渡しをしようとしている。それは、政治家ではなく“リーダー”のあり方そのものです。
キングダム839話考察｜洛亜完の選択は反逆か、それとも恩情か
そして、物語後半で登場した洛亜完の決断も非常に深い。敵を前にして一度は剣を振るおうとするが、最終的には戦わず、蘭城へ撤退。これは一見すると降伏への反抗＝反逆行為に見えるけれど、実際には「降伏に納得できない兵たちの行き場をつくる」という、ある種の“恩情”だったようにも思えます。
洛亜完自身、韓の王命に従うことを放棄し、命を懸けて民と兵の感情に寄り添おうとした。彼なりの“責任の取り方”であり、“ケジメ”だったのではないでしょうか。
そしてそれを騰が見抜いて、あえて通してやるあたり、騰の懐の深さもまた光る回でしたね。戦わずして勝つ。無駄な血を流さず、気持ちの着地点を探る。まさに“大戦後”の難しさを象徴する展開でした。
キングダム839話考察｜840話への伏線
今回の終わり方を見ると、洛亜完軍のその後が大きな焦点になりそうです。果たして彼らは蘭城で本当に立て直しを図るのか？ あるいは、どこかで“静かに散る”選択をするのか？ 寧姫がこの一件をどう受け止め、次の韓の姿をどう描こうとするのかも気になります。
韓の滅亡が目前に迫る中で、洛亜完や寧姫のように“個人の覚悟”が浮き彫りになってきており、ここからは“国を超えた人間ドラマ”が加速していきそうです。
キングダム840話ネタバレ速報
839話のラストで、洛亜完は南の蘭城へ向かう決断を下しました。表向きは「立て直す」と言っていたものの、あれは明らかに“命をかけた別れの言葉”。つまり、彼の真の狙いは、降伏に納得できない兵たちの感情を“外に出す”ことで、国内の混乱と流血を最小限に抑えることだったのでしょう。
840話では、おそらくその決意を汲んだ寧姫が彼に対して涙を見せるシーン、もしくはそれをこらえながら見送るシーンが描かれるはず。25歳という若さで戦争と政治の現実に立ち向かう寧姫にとって、洛亜完の行動は忘れられない「韓の最後の忠臣の姿」となるでしょう。
キングダム840話ネタバレ予想｜騰軍の次なる一手
一方、洛亜完軍が去った後の騰軍は、完全な“戦後処理モード”に突入します。新鄭の掌握、寧姫の保護、そして韓王一族の処遇。ここからは軍事だけでなく、政治・外交が中心になっていく可能性が高いです。
特に焦点になりそうなのは、寧姫の今後。彼女は韓王の血を引く最後の希望として、秦にとっても政治利用できる存在です。ただ、単なる人質としてではなく、彼女の人柄と覚悟を見た騰は、秦と韓の“橋渡し役”として彼女を重要視するようになるのではないでしょうか。
また、録嗚未や干央といった副将たちが、次にどの地域へ向かうかも注目。韓を取り終えた後、秦はどこを狙うのか？ 一瞬の休息の中にも、次の戦の気配が静かに漂ってきます。
キングダム840話ネタバレ予想｜韓王の末路と“戦後の火種”
そして何より気になるのは、韓王の処遇。ここまで無能を貫いた彼が、秦に引き渡された後どうなるのか。場合によっては、処刑される可能性もありそうです。王としての責任を問われる展開は、今後の秦の戦略や外交スタンスにも影響を与えるはず。
加えて、蘭城へ向かった洛亜完軍が後々“火種”になる可能性も考えられます。彼らが再び武器を取るか、あるいは他国に亡命して抗うのか。その動き次第で、韓の降伏は「真の終わり」にはならないかもしれません。
キングダム841話展開予想
840話では、洛亜完が“反乱軍”として南の蘭城へ向かう決意を表明しました。ただしこれは、単なる反抗ではなく「民の不満を外へ出すための犠牲行動」でした。
841話では、洛亜完たちが蘭城に到着し、そこで“最後の拠点づくり”に動き出す可能性があります。とはいえ、兵の数は少なく補給線も断たれており、再起は不可能に近い状況。つまり、彼の行動は「死地に赴く覚悟」であり、いずれ秦軍によって包囲・殲滅される未来が待っているでしょう。
その最期の戦いが始まるのは、841話か、またはその次の回になるかもしれません。
キングダム841話展開予想｜寧姫、秦との交渉役へ？
一方、新鄭に残った寧姫。これまでは父・韓王の娘という立場だったものの、洛亜完の犠牲的行動によって、彼女の“真の価値”が浮き彫りになります。
841話では、寧姫が正式に秦側と向き合い、「韓の民の今後」について意見を述べる場面が描かれるのではないでしょうか。彼女は民に寄り添い、無血開城を導いた中心人物。その発言は、騰や昌平君にも無視できないほどの重みを持つはずです。
騰や隆国も、単に“人質”として扱うのではなく、韓の再建（あるいは秦の地方統治）の一翼を担わせようと動く可能性が高いです。
キングダム841話展開予想｜韓王の処遇と、次の戦局
そして気になるのが韓王の処遇。841話では、いよいよ彼に対して“処刑”か“幽閉”かの判断が下される場面が来るかもしれません。歴史上、韓王は降伏後に秦に連行されますが、どんな形でその場面が描かれるのかが注目です。
さらに、秦軍が韓を制圧したことで「次の標的」が視野に入ります。史実をなぞるなら、次は魏または楚。841話の終盤では、信や王賁、蒙恬ら“本筋”の武将たちにもスポットが当たり始めるのではないでしょうか。
まとめ
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— 漫画 raw_SAKAMOTODAYS_spoilerraw (@spoilerAllraw) November 13, 2024
840話では、洛亜完が蘭城に向かう中で、彼に従う兵がどれだけいるのか、そしてその行動がどんな結末を迎えるのかが見どころになりそうです。
また、寧姫が秦軍との本格的な交渉役になることで、新たな人間関係や政治の駆け引きも動き出す予感。
韓の終焉と共に、次の戦いの足音も聞こえてきました。
秦の進軍はどこへ向かうのか――このタイミングで再び信や蒙恬たちの姿が見られる可能性もありそうです。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました＾＾
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