『ブルーピリオド』は、2020年に「マンガ大賞」を受賞し、その後アニメ化・舞台化、さらには2024年8月には眞栄田郷敦主演の実写映画も公開されたという大注目の青春美術漫画です。
本記事では、その『ブルーピリオド』の最新巻までのネタバレを含んだあらすじと、読者としての感想をまとめていきます。
美術漫画に興味がある方はぜひ最後までお付き合いください。
コミックシーモアは、NTTグループが運営する国内最大級の漫画・電子書籍ストア。
サービス開始から15年の実績で安心、安全なサイトです。
人気のコミックから小説・ラノベまで充実の品揃えで新刊も続々入荷☆
豊富な無料立読みに加え1巻まるごと無料のマンガも多数!
SALEも毎日実施しています!
漫画「ブルーピリオド」とは？
物語の主人公は、成績優秀で世渡り上手ながらも、心の中に空虚さを抱えていた高校生・矢口八虎（やぐちやとら）。
ある日、美術室で見かけた一枚の絵に強く心を打たれ、そこから彼の人生は大きく動き出します。
芸術に無縁だった彼が、本気で美術の世界に飛び込み、日本最高峰の美大・東京藝術大学を目指すという王道ながらも、緻密に描かれた成長物語です。
漫画「ブルーピリオド」ネタバレ
漫画「ブルーピリオド」のネタバレを巻別にまとめて紹介します。
1巻～3巻：運命の出会いと美術への第一歩
八虎は、課題として描いた「渋谷の早朝」の作品で美術教師に才能を見出され、美術部に入部。
家庭の反対や周囲の偏見にも屈せず、「東大より難しい」と言われる東京藝大を本気で目指すことを決意します。
初めての予備校、初めてのデッサン、そして「予備校内コンクール」では天才・世田介に出会い衝撃を受ける。
「絵じゃなくてもよかったくせに」という厳しい言葉に八虎は火がつき、「俺の絵で全員殺す」と決意。
絵を描くことで「自分を表現する」ことの難しさと楽しさを学び始める姿が印象的です。
4巻～6巻：藝大入試編、極限の試練
八虎は、藝大の一次試験、二次試験に挑みます。
一次試験では、思いがけないトラブルを乗り越え、自分の感情を絵にぶつけて高評価を得ます。
二次試験では体調不良で時間をロスしますが、「裸＝情けない姿」というテーマを自分なりに解釈し、力強い油絵を完成。
厳しい評価基準の中で、世田介からも賞賛される出来栄えを見せ、見事藝大に現役合格します。
この巻では、鮎川龍二（ユカちゃん）との関係性や、仲間たちとの心の交流も丁寧に描かれ、青春の葛藤が色濃く描かれます。
7巻～9巻：藝大での現実、挫折と自分探し
夢見た藝大生活は決して甘くはありませんでした。
八虎は入学直後から周囲とのレベルの違いや、教授の辛辣な態度に自信を喪失。
夏休みには「神輿制作」に参加するものの、絵への情熱が湧かずに1枚しか描けない自分に苛立ちます。
そんな中、進級制作の課題で再び世田介と向き合い、「努力できるのは才能だ」と突き放される。
クラスメイトとの対話の中で自分の視野の狭さを実感し、新たな一歩を踏み出す決意を固めていきます。
10巻～12巻：進級と再出発、新たな出会い
この巻では、世田介の「絵を描く理由」に焦点が当たります。
ウサギの絵と八虎の問いかけを通して、また「絵で生きていく覚悟」を抱き始めます。
八虎は進級し、同級生の橋田悠と共に絵画教室でバイトを開始。
子どもたちの自由な表現に触れ、新たな気づきを得ていきます。
さらに、学外アート集団「ノーマークス」と出会い、リーダー格の不二桐緒（ふじきりお）に強い影響を受け、大学での学びと現実のギャップに悩みます。
13巻～15巻：広島編と作家デビュー
ノーマークスは資金難により解散が決定。
八虎は村井八雲らと共に、広島にある柿ノ木坂桃代の実家で公募展に向けた制作活動に取り組みます。
そこで語られる天才芸術家・真田まち子の話は、友人の死という重いテーマを背景に、八虎に新たな視点を与えることに。
夏休み明け、公募展「AOJ」で入賞し、ついに作家デビューを果たす八虎。
その瞬間、彼は「描くことが生きること」だと再認識します。
16巻～17巻：「自由制作」
東京藝術大学2年生に進級した八虎。
これまでとは異なる授業や課題に加え、周囲の学生たちの芸術観にも刺激を受けつつ、自分の表現とは何かを見つめ直していきます。
八虎はアート集団「ノーマークス」など学外の活動にも積極的に参加していましたが、それに伴って大学の課題との両立にも苦しむように。
とくに進級後の最初の課題である「自由制作」では、自分の思いや表現がうまく作品に落とし込めず苦悩します。
一方、世田介との関係にも小さな変化が生まれ、互いに良い影響を与え合う様子が描かれています。
2025年5月に発売された第17巻では、八虎が2年後期の大きな課題「2人展」に挑戦します。
フランシス・ベーコンとアンディ・ウォーホルという、対照的な表現を持つアーティストの視点を追いながら、自分の絵に何が欠けているのか、何を伝えたいのかを深く掘り下げていきます。
作中では、八虎が新たなインスピレーションを得るために歌舞伎町を訪れる場面や、教授との対話を通じて表現の幅を模索する様子が描かれており、美術表現の可能性をリアルに追求していく流れが印象的です。
また、今回の巻ではアートとは何か、自分にとって創作とは何かという本質的な問いに対し、八虎なりの答えを探す姿勢が非常に丁寧に描かれています。
読者にとっても、自分自身と向き合うような感覚を味わえる1冊となっています。
（※第17巻の初回限定特典にはホスト風・八虎のボイスドラマが収録されたイラストカード付き）
『ブルーピリオド』の魅力とは？
- リアルな情熱と挫折の描写
芸術という抽象的な世界を、汗と涙、そして焦燥感を伴って描くことで、読者の心をヒリつかせます。どのキャラも「才能」と「努力」の狭間で揺れ動き、共感を呼びます。 - 繊細な人間ドラマ
ユカちゃんのジェンダーや、世田介の孤独、家庭の価値観など、現代的かつ繊細なテーマも丁寧に描写。多様なキャラクターが互いに影響し合う様が本作の深みを増しています。 - 誰でも楽しめる芸術解説
芸術に馴染みがない読者でも楽しめるよう、用語や画材、技法の解説が丁寧に盛り込まれており、読みながら自然に美術の知識も身につきます。
漫画「ブルーピリオド」漫画rawの代わりに全巻無料の方法も紹介
「ブルーピリオド」のような人気漫画は、一部の違法サイト（いわゆる漫画rawなど）でも読めるとされることがありますが、これらのサイトはウイルス感染や個人情報の流出など、非常に危険なリスクを伴います。
また、著作権を侵害する行為でもあり、利用自体が法律違反です。
そこでおすすめなのが、正規の電子書籍サービス「コミックシーモア」です。
コミックシーモアで「ブルーピリオド」をお得に読む方法
コミックシーモアでは、現在「初回登録で70％OFFクーポン」がもらえるキャンペーンを実施中。
このクーポンを使えば、『ブルーピリオド』の1巻を実質ほぼ無料で読むことが可能です。
また、定期的に1巻まるごと無料や割引キャンペーンも開催されており、タイミングによっては数巻分を無料で読めるチャンスも！
コミックシーモアのメリット
- 会員登録は無料
- 安全・安心な公式サービス
- アプリでいつでもどこでも読める
- 試し読みも充実
「ブルーピリオド」を読みたいけど、違法サイトは使いたくない…という人には、コミックシーモアが断然おすすめです。
作品を応援しながら、自分自身も安心して楽しめますよ。
＼今すぐチェック／
👉コミックシーモア公式サイトはこちら
まとめ
『ブルーピリオド』は、「好き」という気持ちに全力で向き合うことの大切さを教えてくれる、青春と情熱に満ちた物語です。
美術という一見とっつきにくい題材ながらも、人間ドラマと主人公の成長を軸に、誰でも心に響く内容になっています。
実写映画化でますます注目が集まる今、ぜひ原作漫画をチェックして、八虎たちの熱い物語を追体験してみてください。
コミックシーモアは、NTTグループが運営する国内最大級の漫画・電子書籍ストア。
サービス開始から15年の実績で安心、安全なサイトです。
人気のコミックから小説・ラノベまで充実の品揃えで新刊も続々入荷☆
豊富な無料立読みに加え1巻まるごと無料のマンガも多数!
SALEも毎日実施しています!
コメント