『キングダム』36巻は、魏国が誇る火龍七師の大将軍にそれぞれ挑む飛信隊と玉鳳隊。
王騎世代の古強者を相手に信たち新世代の力だけで届くのか!?
そして軍師・河了貂の身にも危機が…!
そこで今回の記事では、漫画「キングダム」36巻ネタバレ・あらすじを紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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漫画「キングダム」36巻あらすじとネタバレ
出典:集英社>>
第383話 呼びかけ
魏火龍凱孟が前線に現れ、威圧感を放つ中、楚水は彼を取り囲むが、凱孟は容易に打破し、楚水を傷つける。
信と羌瘣は異変に気づく。凱孟の側近、荀早は兵を戻すよう進言するが、凱孟は信に一騎打ちを挑むと宣言する。
荀早はこの挑発が危険だと警告するが、信は挑戦を受け入れ、凱孟の過去の戦績に疑問を抱きながらも突撃を決意する。
二人の矛が激しくぶつかり合う。
第384話 一騎討ちの裏
信と凱孟は激しい一騎打ちを繰り広げ、凱孟の強力な一撃で信は遠くに飛ばされる。
信は凱孟の力の重さを感じる一方、河了貂は乱れた陣営を立て直し、羌瘣に裏取りを指示する。
荀早は飛信隊の迅速な対応を評価し、戦況を見守っていたが、信の体力が消耗する中で、凱孟に撤退命令が出される。
その理由は、羌瘣の接近と河了貂の確保であった。
第385話 仲間割れ
信と凱孟の一騎打ちで信が劣勢となり、凱孟が場を離れる。
荀早は河了貂を抱えながら後退し、羌瘣の部隊が敵に苦戦する中で退却を提案されるが、羌瘣は退かず戦い続ける。
河了貂が意識を取り戻し、逃げようとするも、羌瘣の部隊が罠にかかり大量の矢を受ける。
羌瘣は矢を振り払い、荀早を生け捕りに成功する。
夜、羌瘣は信に謝罪するが、信は彼を叱責。
周囲は羌瘣の努力を認めるも、現状に苛立ちを感じている。
一方、河了貂は敵陣で囚われの身となっていた。
第386話 貂の存在
貂は牢に囚われ、魏の兵たちから激しい攻撃を受けていた。
飛信隊の信は夜襲を試みるが、我呂は多くの命を犠牲にして一人を救うことに反対し、また貂の救出が難しいと指摘する。
渕さんは作戦中止を提案し、岳雷も賛成するが、信は苦しい表情を見せる。
羌瘣は荀早との人質交換を提案し、信はその計画に同意するが、我呂は信の動機を問う。
信は貂を妹のように思っており、見殺しにするわけにはいかないと語り、その言葉に我呂は納得する。
第387話 交換
凱孟は貂に戦場にいる理由を問うが、貂は欲望についての考えには否定的で、信の夢を叶えたいと願っていると告白する。
凱孟は貂に飛信隊を辞めるよう提案するが、貂は戦場で共に戦い幸せになりたいと反論する。
最終的に凱孟は人質交換を受け入れ、貂は信の元に戻る。
両軍は新たに布陣を整え、戦いを再開する。
一方、玉鳳隊が魏の奥の予備軍に迫る中、もう一人の魏火龍が動き出す。
第388話 新生玉鳳隊
玉鳳隊は圧倒的な力で魏兵を撃破し、成長の理由は王賁の成長、隊の熟練、そして関常の存在にある。
関常は玉鳳隊の右翼を担当し、その力を発揮していた。
魏軍本営では玉鳳隊の進撃に対し、呉鳳明は予備軍で対処可能と考えていた。
玉鳳隊が進撃を続ける中、魏軍の装甲戦車部隊が現れ、玉鳳隊の左翼が攻撃を受ける。
王賁は中央部隊を停止させ、騎馬隊で敵の背後を狙うが、これは紫伯の罠だった。
紫伯の騎馬隊が玉鳳隊の歩兵を襲うが、その背後に関常の騎馬隊が迫る。
展開の速さと将たちの頭の回転が試される中、戦局はさらに複雑化していく。
第389話 紫伯の名
玉鳳隊は紫伯の部隊を挟み撃ちにするが、紫伯は焦りを見せない。
関常は退路を断つ敵の動きを察知し、包囲をかわせると分析、乱戦を解いて離脱を進言するが、王賁は紫伯の首を狙って突撃を決行する。
関常は危険な賭けだと反論するが、王賁はその意見を無視。
王賁騎馬隊が紫伯を狙い突撃する中、紫伯は槍の名手であり、その名は知らない者がいない。
王賁は紫伯との激闘に突入し、龍指や龍巣などの技を駆使するが、紫伯は全て受け切り、互角の戦いを繰り広げていた。
第390話 同士討ちの過去
紫伯の過去に遡ると、戦場でただ一人生き残った彼は、味方から冷遇され続け、死地に送り込まれていた。
十五歳で五百人以上の敵を討った天才であり、彼の槍は度重なる戦いで極みへと達していた。
紫伯の電光石火の一撃が王賁の左肩を捉え、さらに右脇腹にも攻撃を加えた。
魏軍本営本陣では、霊凰が十四年前の同士討ちの話を語った。
張本人は紫伯で、その原因は妹の季歌の死にあった。
紫伯は野心や欲望を抱えず、妹の紫季歌だけが唯一の拠り所だった。
しかし、紫季歌を火龍太呂慈が斬殺し、紫伯は太呂慈を討とうとした。
太呂慈は晶仙と馬統を味方につけ、霊凰と凱孟が紫伯を巡って争ったが、紫伯は一人で三将を討つ実力を見せた。
現在、玉鳳隊の隊員は紫伯の実力に触れることすらできず、全滅の危機に直面していた。
王賁は退却の指示を出し、殿を務めると決断した。
彼は明日の戦いで紫伯を討つため、その槍をもう少し観察する必要があったからである。
第391話 喪失
紫伯は季歌と一緒にいることを最優先し、全てを捨てる覚悟を持っていた。
現紫伯の詠は、先代の紫伯が囲っていた女性の連れ子であり、季歌も別の女性の連れ子だった。二人は母を流行病で亡くし、疎まれて育った。
詠は魏火龍の大将軍となり、季歌は大梁で名を馳せる美女に成長。
しかし、結婚の申し出に前紫伯は猛反対。
詠も火龍の名を捨てる覚悟があった。
詠が次の遠征から帰る際に季歌を妻にすると約束するが、その間に季歌が火龍太呂慈と婚礼を挙げたとの報告が入る。
太呂慈は妻殺しで有名で、季歌に紫伯との過去を許す代わりに、自分だけを愛し続けるよう誓わせるが、季歌は「愛するのは紫詠だけ」と返答し、一刀両断される。
紫伯は怒り狂い、太呂慈を含む火龍三人を殺すが、心の空洞は埋まらなかった。
戦場では紫伯が王賁に連続の突きを繰り出し、王賁は凌いでいるが反撃できない。
玉鳳隊の中央本隊は退却中で包囲がほぼ完成。
関常が包囲網を破壊することで状況を打開しようとする。
第392話 中華の注目
魏火龍の参戦で攻めあぐねる秦軍は、王賁の計画する三軍同時投入まで残り一日。
初戦で苦戦した飛信隊は、貂が戻った二日目に敵前線を突破。
一方、玉鳳隊は紫伯軍に敗北し、王賁は重傷を負いながらも関常隊に救われた。
録嗚未軍も出遅れ、敵前線を越えられなかった。
騰が録嗚未に「なぜ動かぬのか?」と問うと、録嗚未は明日の昼には敵本営に攻め入ると返答。
騰は、一軍だけで入ると袋叩きにされると警告する。
録嗚未は著雍の戦いが中華の注目を集めているため、騰の戦いにすべきだと提案。
騰は、楚の媧燐と魏の呉鳳明が注目されていると説明し、著雍は若き才能たちが呉鳳明に挑む場にする意図があると語る。
夜、信は羌瘣に昨夜の八つ当たりを詫び、勝機があれば飛び込むべきだと主張。
羌瘣は、この戦いが天下の大将軍への第一歩かもしれないと呟く。
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