『キングダム』64巻は、圧倒的劣勢で始まった桓騎軍対扈輒軍の戦いは、飛信隊が見事に“死地”影丘を攻略し、停滞した戦局に風穴を開ける。
一方、壊滅状態が続く桓騎率いる中央軍では、当の桓騎自身が行方をくらませていた…!!
そこで今回の記事では、漫画「キングダム」64巻ネタバレ・あらすじを紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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漫画「キングダム」64巻あらすじとネタバレ
出典:集英社>>
竈(かまど)の数
左翼では雷土軍が壊滅し、龍白軍の増援で黒桜軍も苦境に。
中央では桓騎捜索が続き、王翦は孫臏の古戦術を思い出す。
桓騎の策略が明らかになる中、扈輒本陣に桓騎の襲撃が始まり、混乱が広がる。
第三の兵
桓騎軍が予期せぬ本陣への攻撃を開始し、兵士たちは困惑しつつも懸命に防戦する。
新手の戦術で敵の圧倒的な武力が現れ、趙兵は次々と散っていく。
将たちは混乱し、扈輒は孫臏の古戦術を思い出し、桓騎の幻術によって兵数を読み違えたことに気付く。
虎白軍の動きにより、桓騎の策略が明らかになる中、扈輒は左の空白地に脱出を試みるが、桓騎が立ち塞がっていた。
浅い話
扈輒を守る百騎の近衛兵と、桓騎の二百騎が激戦。
桓騎は近衛兵を次々と討ち取り、夏満が桓騎を襲撃するも返り討ちに遭う。
扈輒は桓騎に戦略を指摘し、その異常な行動を非難するが、桓騎は意に介さず。
扈輒は自ら命を絶とうとするが、雷土の名を口にした瞬間、桓騎の反応が示唆される。
情報戦
扈輒が自刃し、桓騎の部下が報を広める。
虚報と情報戦で趙軍は混乱し、投降兵が増加。
桓騎軍は復活し、趙軍を包囲。中央軍の指導者が不在で、左翼の抵抗も封じられ、投降兵が増え続ける。
桓騎軍は予想を超える投降兵を抱え、勝利を確信しつつも、その規模に摩論が静かに戸惑う。
箱
扈輒の自刃後、桓騎軍は形勢を逆転。
しかし、扈輒の死後、大量の捕虜を抱えることになり、摩論は投降の結果に驚く。
桓騎の勝利の報は飛信隊に届かず、混乱する中、貂は敵の撤退を目撃。
黒桜達は桓騎の所在を探し、雷土の殺害が明らかになる。
桓騎は雷土の首を晒し、拷問官の仕業であることを突き止めようとする。
解放の噂
咸陽では桓騎の勝利の報が歓喜に満ち、政達は次なる目標を口にする。
しかし、投降した兵士たちは拷問を受け、大量虐殺が行われる。
結果的に、桓騎の勝利と趙将扈輒の討ち死には『史記』にも記される。
将軍の役目
桓騎の残忍な行動は邯鄲にも伝わり、家族を待つ者たちは悲しみに暮れた。
同様の報せは咸陽にも届き、桓騎が投降兵数万人を皆殺しにしたことが明らかになる。
李斯は政に、この虐殺は大きな過ちであり、国家統一の過程で民として認められなければならないことを強調する。
政は直下兵団を桓騎のもとへ向かわせる。
一方、飛信隊も平陽城近郊にいる桓騎の行動に怒り、信は責任を問うが、貂は桓騎を支えるように説得する。
政の指示で防衛線を張ることになり、信は桓騎の暴虐を許せないが、それを決定するのは政であると貂は涙ながらに語る。
後に、南西からの軍が到来し、政は最前線に立って敵か味方かを見極める決断をする。
虐殺の理由
王が咸陽を出て最前線に到着し、摩論は焦りを感じる。
捕虜虐殺への怒りと政の激昂を理解し、王の軍の大軍勢を目の当たりにする。
政は桓騎に詰問し、桓騎は冷酷な返答をする。
政は虐殺を許さず、豹司牙に斬首を命じるが、黒桜が割って入る。
豹司牙が剣を振り下ろそうとするが、摩論が止める。
摩論は虐殺の理由を説明し、政は他の手段はなかったのかと問い詰める。
政は桓騎軍の無差別な殺戮を批判し、桓騎は政の怒りを笑い飛ばす。
首級の数
桓騎の挑発に対し、政は黒桜の非難に一言で黙らせる。
政は桓騎の言葉を受け入れ、自らの責任を認める。
彼は兵士と捕虜の死を区別し、白起の虐殺を引き合いに出す。
政は列国統一の道について語るが、桓騎はそれに反論し、黒桜も政の理想を否定する。
政は信じることを選び、桓騎に気づき、彼に問いかける。
政は桓騎の行動を許し、豹司牙に剣を下すよう指示する。
扈輒討伐の功績も考慮し、政は桓騎を許す。
桓騎は再び暴挙に出れば斬首すると警告し、政は去る。
戦後の軋み
趙国王都邯鄲に桓騎軍の虐殺の報が届き、怒りが高まっている。
宰相の郭開は事態を打開すべく話し合いを行うが、兵士の士気が高いものの将の不在が大きな課題となっている。
趙忽将軍が将の不在を補うが、他に適任者がいないという声も上がっている。
一方、楚に亡命した廉頗が趙国への書状を送り、趙の救援を約束する。
袁静が楚王都郢に訪れて廉頗の状況を確認し、廉頗の帰還が認められないことを知る。
郭開は口惜しいが廉頗を呼び戻す決断を下し、李牧が二年ぶりに復活する。
扈輒軍の敗北後、平陽一帯の戦いは停滞し、翌年には李牧と桓騎が正面から対決する大戦が始まる。
大将軍の帰還
趙国邯鄲では、桓騎軍の虐殺報が届き、怒りが広がっていた。
宰相の郭開は事態打開のために話し合いを試みるが、桓騎の蛮行により将の不在が問題となる。
英傑の趙忽将軍も有力だが、もし失えば後継者不在の恐れがある。
そこへ楚から廉頗の帰還を伝える報が届き、趙の救援を約束する。
しかし、かつての王への批判が廉頗の帰還を難しくする。
その後、郭開は廉頗の呼び戻しを決断し、二年ぶりに李牧が復活する。
扈輒軍の敗北後、李牧の登場で平陽一帯の戦いが停滞し、翌年には李牧と桓騎が生死をかけた大戦を繰り広げることになる。
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