『キングダム』65巻は、趙総大将・扈輒を討ち、武城・平陽を射程にとらえた秦軍。
しかし趙は、復帰した李牧の策で、秦の進攻に待ったをかける。
それを受け、秦軍総大将・王翦、秦軍総司令・昌平君は相次いで新たな“決戦の地”を指示。
趙の歴史に終止符を打つべく、秦軍が目指すのは…!?
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漫画「キングダム」65巻あらすじとネタバレ
出典:集英社>>
驚くべきもの
李牧は秦との戦いのために二日間部屋に籠り思案し、北へ向かうことを決める。
瞬水樹に「二城の後ろの線」の確認をした後、十日間邯鄲を離れると告げる。
目的地は宜安である。李牧はカイネと共に宜安に向かい、到着後その選択を確認する。
紀元前233年、飛信隊は趙の平陽近くで新年を迎え、秦軍は平陽と武城を攻撃開始。
信達は苦戦するが、桓騎軍の「紅春」が登場する。
王翦は二城の中間に李牧が築いた長城を発見。
李牧は3年前から長城の築城を進め、全長100kmに達していた。王翦は地図を取り寄せ、宜安を指す。
逆手の大戦略
桓騎軍と王翦軍が平陽城と武城に攻城戦を開始。
王翦から昌平君への急報で、李牧の長城が通過困難であることが伝えられるが、王翦はこれを逆手にとり、宜安を攻めて北の逃げ道を塞ぐ作戦を提案。
これにより、趙王家の脱出経路を絶ち、戦いを短期決着に持ち込む狙いがある。
宜安攻略の準備が進められる一方、王翦軍と桓騎軍はそれぞれ武城と平陽城を攻略。
二か月後、昌平君の号令で秦軍は北上し、閼与を攻略、さらに宜安への大戦略を実行に移す。
北上開始
李牧は宜安の下見後、司馬尚のいる青歌と狼孟城に急報を送る。
狼孟城にはカン・サロとジ・アカが派遣され、戦備を整え始める。
五ヶ月後、秦軍の昌平君は宜安攻略を決定。
王翦軍と桓騎軍は閼与を攻撃し、飛信隊も参戦。秦軍の北上が李牧の予想通りであることが確認され、各将に指示を出す。
趙王幽繆王が突然現れ、李牧に邪魔はしないと宣言。
李牧は閼与で王翦軍・桓騎軍を半分にする戦略を語る。
鬼気迫る戦術
桓騎軍が料理を楽しむ中、王翦軍は閼与城を攻撃。
飛信隊や桓騎軍は後方支援と外敵の守備を担当し、攻城戦は王翦軍が単独で行った。
王翦軍の田里弥は南壁に大量の梯子をかけて攻撃。
しかし、城壁の趙兵は深手を負った兵が自ら飛び降りて敵を道連れにする戦法で対抗。
これにより城壁の防御がしやすくなり、守備が強化された。
この戦法は閼与軍の指揮官、瞬水樹が伝えたもので、李牧が総指揮権を与えた。
田里弥は、この兵たちが昨年桓騎に虐殺された投降兵の遺族であることに気づく。
彼らは桓騎への恨みを晴らすため、必死で戦っていた。
瞬水樹は「桓騎の代わりに恨みを受け止めろ」と告げ、怨念返しの場として閼与を利用していた。
さらに李牧は扈輒軍の残党も投入。
最強の騎兵団である彼らは、王翦軍の虚を突き、田里弥を襲撃した。
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