キングダム第838話では、ついに新鄭の東龍門が開かれ、韓の降伏という歴史的な場面が描かれました。これまで膠着状態だった戦況が一気に動き出し、秦軍の入城が始まります。
注目は、あの合従軍編にも登場した張印の存在と、騰による無血開城への強い想い。
とはいえ、すべてが順調というわけではなく、まだ抗う意思を見せる者たちの動きもあり…物語はさらに緊迫の展開を迎えていきます。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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キングダム最新837話考察
第837話は、戦そのものよりも“戦を始めるまでの心の葛藤”にスポットが当てられた回でした。特に注目すべきは、寧姫と韓王それぞれの心理描写。この「鐘を鳴らす=国の滅亡」という行為に対して、どう向き合うかが物語の大きな軸になっていました。
寧姫は鐘の前までたどり着きながらも、「自分の手で国を終わらせていいのか?」と自問自答します。25年しか生きていない自分が、数百年の韓の歴史を終わらせていいのか。そんな悩みは、決して弱さではなく“命を預かる者”として自然なものだったと思います。
そして、ようやく現れた韓王も、最後の一歩が踏み出せない。
この「躊躇」の演出がものすごくリアルで、人間味がありました。王だって完璧じゃない。だからこそ、寧姫と2人で鐘を鳴らしたあの場面には、重みと覚悟が感じられました。
キングダム837話考察|戦が始まる直前だからこそ描かれた「静の時間」
ここ数話のキングダムは、バトルシーンが控えめです。でも、これは決して“話が進んでいない”わけじゃないんですよね。
今回のじれったい展開は、「戦の意味」を丁寧に描くための時間だったのではないでしょうか。
秦軍は完全包囲し、攻撃準備も整えている。でも鐘が鳴らない限り攻められない。そのじれったさと、待たされる緊張感が韓軍にも伝わり、逆に士気が高まってしまうという皮肉。これは現実の戦にもある心理戦であり、戦略としても深いものがあります。
その間に寧姫と韓王の心の準備も進んでいく。
物語的には“静”の時間ですが、ものすごく大きな感情の動きが裏で進んでいる回だったんじゃないかなと感じました。
キングダム837話考察|東龍の鐘の意味と、2人で鳴らした理由
東龍の鐘が持つ象徴的な意味――それは「戦の開始の合図」であり、同時に「韓という国の終焉を認める」決断そのものでした。誰かが鐘を鳴らす、それだけのことにこれだけ時間を使う意味は、そこに“歴史を動かす重み”があるから。
寧姫でもなく、韓王だけでもなく、「2人で鳴らす」という演出にしたことはすごく重要だと思います。
一人の王の判断ではなく、“民の象徴”である寧姫と、“国の責任”を負う王が、共に覚悟を決めたということ。この2人の共同作業によって、韓という国はようやくその役目を終える準備が整ったというわけです。
それは「滅び」ではなく、「次の時代へ引き継ぐ意志」として描かれていたのではないでしょうか。
キングダム837話考察|次回以降の伏線
鐘が鳴ったことで、いよいよ次回は開戦。そしてここから先は、秦軍vs韓軍の本格的な攻防戦が描かれていくはずです。
ただし、現時点で守る側の韓軍は「状況を把握していない」という点もポイント。鐘が鳴った理由も、裏で何が起きているのかも知らずにただ士気が高まっている状態。これはもしかすると、最初の混乱が鍵になるかもしれません。
また、夏侯龍の追手の動きや、寧姫の役割が終わっていない可能性も気になります。鐘は鳴らしたけれど、それが全てではない。むしろここからが、寧姫というキャラクターの“真価”が問われる展開が来るかもしれません。
キングダム838話ネタバレ速報
838話は新鄭の「東龍の門」に設置された鐘の音からスタート。
突如響いた鐘の音に、外を囲む秦軍は騒然とします。中でも飛信隊の面々は「合図か?」「敵襲か?」と混乱ぎみ。
だがこの鐘は、攻撃ではなく“意思表示”だったようです。
東龍門の門長は張印だった!
鐘を聞いて現れたのは、なんと合従軍戦でも登場した歴戦の武将・張印(ちょういん)。
彼は涙ながらに「開門せよ」と指示を出し、東龍門がゆっくりと開かれます。
秦軍はまだ何が起きたか分かっていませんが、これが新鄭城内からの“ある重大な意思”の表れであることが明らかに…。
騰が登場、韓王の決断を張印が代弁!
東龍門に最も近い位置にいた秦将・岩勇は、興奮のあまり開戦の合図も待たずに突撃しようとしますが、そこへ騰(とう)が急行し静止。
騰は門の中に向かって声を張り上げると、張印がそれに応じて答えます。
張印は「大王(韓王)から言葉を預かっている」と前置きし、「韓はこれより秦に降伏いたす」と、高らかに宣言するのです!
騰の無血入城作戦、張印の協力で始動!
騰は「秦六将・騰、確かに承った」と厳かに返答。
そして「無血での降伏」を実現するために、張印に協力を要請し「城内を一緒に回ってもらえないか」と申し出ます。
張印は「他の門にはまだ降伏の意志は伝わっていない」と明かしますが、騰は「ならば今度はこちらが手を伸ばす番だ」と語り、無用な犠牲を出さぬため奔走することを決意。
夏侯龍の蛮行と、次々入城する秦軍
王宮にも「韓王が降伏した」との伝令が届きます。
しかし夏侯龍(かこうりゅう)はそれを信じず、伝令を“嘘つき”呼ばわりし、なんと斬殺してしまいます。
その一方で、秦軍は各門から次々と新鄭城内へ入城。
北門からは録鳴未軍、南門からは干央・隆国軍が進軍。
張印の説得を受けた兵たちが次々と武器を捨て、城内はすでに半分以上が無血で制圧されていきます。
しかし西門・洛亜完には異変が…
その頃、東龍門の真逆に位置する西門にも降伏の報が届きます。
だが、西門を任されている洛亜完(らくあかん)は違いました。
かつて秦軍と何度も戦った経験があり、部下たちは「騰の首を取って名を上げましょう!」と息巻きます。
洛亜完自身も完全に降伏の意志はなく、なんと開門すらせず、そのまま自軍を“城内へ向かって進軍”させ始めます。
騰軍と洛亜完軍、ついに邂逅!
ついに、城内を進んでいた騰軍と洛亜完軍が鉢合わせ。
ここで838話は終了となりました。
洛亜完は、はたして本当に戦うために動いているのか?
それとも、別の狙いがあるのか?
騰との直接対話で何かが変わる可能性も?
キングダム839話展開予想
838話のラストで、騰軍と西門の洛亜完軍がついに城内で“鉢合わせ”しました。
この状況で最も重要なのは、洛亜完が本当に戦うつもりで動いたのか、それとも交渉の余地があるのかということ。
部下たちは「騰の首を取れ!」と息巻いていましたが、洛亜完自身がそれにどこまで本気なのかはまだ描かれていません。
839話では、まず両者の緊張感のある対峙シーンが描かれるでしょう。
騰、再び言葉で勝負に出る?
騰は無血開城を目指す強い意思を持っており、張印との会話からも「力でねじ伏せるより、信念で掴む」姿勢が一貫しています。
したがって、今回もすぐに戦いにはならず、まずは言葉による説得を試みる展開になると予想されます。
張印の降伏宣言はすでに城内でも浸透しつつあるため、洛亜完も「王が降伏した」という事実を完全には無視できません。
ここで、騰が語る「六将としての信念」や「韓との新しい関係性」を説き、洛亜完の心を動かす可能性があります。
しかし、一部の洛亜完兵が暴走の可能性も
一方で、部下の一部はすでに感情的に暴走寸前。
騰との説得の場が設けられても、一部の若手兵や遺恨のある者たちが突発的に騰軍に襲いかかる…という小競り合いはありそうです。
ただし、騰が被害を最小限に抑え、洛亜完自身がその様子を見て「これ以上の犠牲は無駄」と悟る流れになると考えられます。
洛亜完、最終的には武を引く?
洛亜完は忠義に厚い武将。
ただし彼が仕えていた韓王がすでに降伏を決断したと知れば、最後は自ら剣を収め、開門を命じる展開も充分あり得ます。
この際、騰が「忠義を貫いた武将として名を残すべきだ」と言葉をかけることで、洛亜完も報われる形に持っていくのではないでしょうか。
一方、王宮の夏侯龍には破滅の兆し?
そして、王宮に立てこもる夏侯龍は838話で「伝令を斬る」という暴挙を行い、もはや自暴自棄ともいえる状態です。
839話では、張印や騰の手で王宮にも再度降伏勧告が行われる可能性が高いですが、夏侯龍はそれでも応じず、最後は暴走するか自刃する可能性もあり。
あるいは、部下や王宮内の別勢力が夏侯龍を排除し、秦に降るというクーデター的展開も考えられます。
まとめ
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— 漫画 raw_SAKAMOTODAYS_spoilerraw (@spoilerAllraw) November 13, 2024
第838話では、東龍門の鐘が鳴り響き、門長である張印の判断により新鄭の門が開かれました。
張印は韓王の意思を汲み取り、韓の降伏を宣言。
これに対し、騰は無血での開城を目指して張印に協力を要請し、城内を共に説得して回ることになります。
多くの韓兵はこれに応じますが、一部にはまだ戦意を持つ勢力も存在。
そのひとつが西門を守る洛亜完で、彼らは門を開けず、軍を反転させて騰軍と鉢合わせ。
次回、城内での最終局面がどう描かれるのか、見逃せない展開となっています。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^
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